- 2011-03-22 (火) 17:37
- 原発事故
先ほど、私が住む国立市の市議会の皆さんに、お願いのメールを書きました。
このメールは、誰にでも回して良いので、福島県の中の統一地方選挙を延期するために使えるところは使って下さい。
私たち人類の危機であるところの原発事故を自覚している全ての皆さんに、役立ててもらえれば嬉しいです。
このブログにある原発事故に関する全ての情報は、役立ててメーリングリスト等に流して下さってかまいません。
安積遊歩
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ご無沙汰しています。安積遊歩です。
私の郷里は福島市で、原発事故発生の場所から約80キロも離れていながら、今でも通常の270~300倍の放射能に汚染されている地域です。
そこに、たくさんの家族や親戚、友達が住んでいます。
そのような状況の中で、福島市議会の全会派が一致して、統一地方選挙を遅らせて欲しいと言ったにもかかわらず、国は原発事故の状況に注目を向けないようにと言うことなのでしょう、統一地方選挙をやると言っています。
福島市で共産党で働いている友人は、あまりの国の非道さに、なんとかそれを止められないかと、走り回っています。
県議会選挙は遅れることが決まったというのに、なぜ高レベル放射能に汚染された福島市で、国はやるといいはっているのでしょうか。
それどころか、原発事故の災害対策に懸命に走り回っている行政の人たちにとにかく選挙はやるのだと、説得しようとしているというから驚きです。
今、原発事故の状況はほとんど報道されていませんが、昨日も送電線が回復して順調なはずの二号炉と
世界中が危険と言うことで撤退したMOX燃料を使っている三号炉から白煙が上がりました。
メルトダウンはすでに確実に起こり、収集のつかない混乱の中で、8000メートル級の爆発もいつ起こっても
おかしくない状況が続いています。あまりにも本当のことを言わない政府やマスコミに私たちはすぐにだまされそうになりますが、原発のことをよく知っている方ならその可能性は全く否定しないでしょう。原発は少しも安全ではないし、今実際事故が起き続けている状況の中で、考えるべきは、それにどう立ち向かうかです。日本中の人が一致して、この危機を乗り越えなければならないのです。統一地方選挙は延期して、まず私たち日本に住んでいる人々の命を原発事故から守ることを早急に考えなければなりません。それ以外に、今やるべきことはないと、私は断言します。
チェルノブイリが起きたとき、私たちは1万人規模の大反対集会をすぐに開きました。しかし、今回は震災と津波のあまりに悲惨な状況のために、そこに回るエネルギーもないようで、このように重大な原発事故が起こっているのにもかかわらず、人々は沈黙し続けています。海外の友人からは、毎日のように焦りの声が寄せられています。なぜならこの事故が海を汚染し、空を汚染し、他の国の大地をも汚染することは、私たち日本人よりも海外の人のほうが、チェルノブイリの教訓からよくわかっているのです。
私は原発が出来た当初から出来る限り反対運動をしてきました。
11カ国の大統領や首相に手紙を書いて外圧をかけてくれと書いたこともあります。
返事をもらったのは、カナダ・ニュージーランド・オーストラリアの3か国だけでしたが、大統領や首相から
日本の一個人に返事を書いてくれるその誠実さに驚いたものでした。
しかし、そうした国々の誠実さと比べて日本は驚くべきことにこの緊急な状況の中でさえ、統一地方選挙に注意をそらして、命に向き合おうとしないのです。
もう原発のこれ以上の爆発におびえながら暮らすのはうんざりを通り超して、精神的にもたえられない思いです。
すでにチェルノブイリの原発を押さえ込んでいるプツマイスターコンクリートの使用も考えなければならない状況で、作業員もホームレスの人たちの中から、どんどん集められているという話も聞いています。
このコンクリートは幅5〜10メートルで、そんな厚さであっても、また15〜20年たったら、すさまじい核分裂のために劣化し、塗り直しを考えなければならないそうです。
統一地方選挙は日延べして、今はただ原発事故をとめることに全ての人の、そして特に政治に関わる人のエネルギーを集中することを求めます。
なんども繰り返しますが、これは人類の一大事であって、日本一国、都議会、市議会のレベルに今はエネルギーを割いている場合ではないという、強烈な自覚をお願いいたします。
日本政府は第二次世界大戦当時のような大本営発表を繰り返し、マスコミはそれをほぼ鵜呑みにして
記事を書き立て、こんな大事故を起こしながら、原発政策の大転換はまだまだ話し合いの俎上にも上がっていない悲惨さです。
共産党の皆さんも、関口さんも、私は非常に人の命を大事に思う方たちと信じております。
とても私は今、こうした状況の緊迫感からよくものを考えられる状態ではないことを自覚しています。
その自覚の中から、ただ一つのお願いはこの原発事故が止まるまで、無駄な争いは避けて、全市民、全国民、全地球民一丸となって、注目を福島に向けてほしいということです。たとえ、事故は止まっても、その後の莫大な被害、放射能汚染にも私たちは立ち向かわなければならないのです。エネルギーはそのために使いましょう。
原発の事故が収束するまで、無駄な争いはいっさいやめてください。統一地方選挙は日延べして、東北の人々の命、私たちの食べ物、きれいな水を回復するのに力を尽くして下さい。それが私たち大人の次世代に対する責任であり、私たちの知性に基づいた行動です。
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